何年経っても僕は死なない

数時間後の自分、いやあるいは数十分後の自分すらも信用するというのは難しいのに、明日の自分なんて人のことを誰が信用できただろうか。寝ても起きても僕は僕なのに、昨日僕が期待した明日の僕ほどではなかった。考えてみれば、そりゃあ、そうだよね、たった一日、しかも寝ただけで、僕の人生がまるっきり変るなんてのもおかしな話なんだから。そりゃあ、僕が寝ただけで、僕が昨日の僕が望んだほどの僕になれるなら、そんな嬉しいことはないさ。昨日も今日も僕は僕であり、明日の僕すら信用できない僕はいずれ疑心暗鬼になっていく。